2013年5月7日火曜日

とどけ鳥日報 2012年 5月7 日 (天気:くもり)

今日の空間線量0. 22μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
28件19件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
6,000円

本日の支出支払い明細合計金額
文具、車輛整備費他18,105円

■スタッフより■
・ゴールデンウイーク明けの初日でもあり、依頼持込み件数が多くありました。

・山菜類の依頼件数が多く、中でも「タケノコ」、「わらび」が多かったです。
 「タケノコ」  79.45Bq、137.80Bq、228.50Bq、159.36Bq、と高い数値でした。
 「わらび」  28.07Bq、98.46Bq、で規制値内ではあっても高い数値でした。
 「ぜんまい」 324.34Bqで規制値を超過する測定結果でした。

・「たけのこ」、「わらび」について灰汁抜きや煮こぼしにより、どの程度、数値が低減するか
 実験的に測定中ですので一両日中にはご報告したいと思います。御期待下さい。


 

第39話 Mくん、GW中、何してたの?の巻

 
(前回までのあらすじ)

2012年61日より新たに活動をスタートした「放射能測定センター・南相馬」。そこに集まった個性的すぎるボランティアたち。人生に血迷い中の3人の若者ボランティアと南相馬代表の地元ボランティアたちが繰りひろげるドタバタ人間喜劇・悲劇? 測定センター1周年を6月にひかえ地道に測定センターの役割をはたしつつ・・・

 
1周年記念講演会チラシ完成

615日、木村真三氏と河田先生の講演会を開催します。

チラシは菜の花をイメージして作りました。菜の花プロジェクト成功を願って・・























市内各地にポスターを掲示、A4サイズのチラシをこれから配布していきます。

GW開けも、忘れられずに測定の依頼者がたくさん来られました。

たけのこの測定に来られた方

「去年は測ろうとも思わなかった・・。あきらめてダメだろうと、今年はどうなってるのか気になった・・」

田んぼを借りている農家のおばあちゃん

「この花が咲くころいつもだったら田植えの時期だった・・」


















陶芸家

「こうやって気にしていてくれることがうれしい。震災から2年たったからもう終わりじゃなくて・・。若い人がいなくなった、いてくれるだけでありがたい・・」とMくんとKくんに


南相馬と菜の花、今後どうなっていくのでしょう?

10Mくんが生まれて初めて播いた菜の花の種(18話参照)




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
咲いています。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(写真の中のどこかにいるMくんを探そう!)


2月、Mくんが種播き過労でぶっ倒れていた田んぼ(35話参照)




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
春播きの菜の花は急成長中です。雑草と合わせて・・

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
(菜の花だけを残して草刈り)

ダメになったところも何ヵ所かあります。

でも希望の種は花を咲かせ、今度は実がなり・・


菜の花フォトコンテスト応募作品↓

Mくんの自信作???

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(ママさんボランティア:「Mくん!それって菜の花畑って言えるの?」)


GW中も作業は続きました。

作業前のKくん恒例のご挨拶
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Kくん:「よお!」)

草仮りをする2


















後ろで半ケツを見せるKくんと鼻水を垂らしているMくん。

それぐらい必死です。
 


 
 
不器用な彼らですが、

一面草だらけの中でも菜の花は探し出せます。地道に・・


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菜の花以外にも新しい動きがあります。

津波被害に遭った花畑を再生させようとする方がいます。

話を聞かせてもらうKくん

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その入口に咲く花


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてMくんは次の作物を考えているようです。

私:「ねえ、Mくん!どこに植えるの?」

指差すMくん

Mくん:「ここ!」(農家の方に耕してもらった田んぼ)

 


私:「鼻の穴の中じゃないよね?」

 

(つづく)

 

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