2013年9月27日金曜日

とどけ鳥2013年9月27日日報

とどけ鳥日報 2013年 9月27 日 (天気:曇 )

今日の空間線量0.19 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
8件35件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件2件

本日いただいたカンパ件数合計金額
4件7,040円

本日の支出支払い明細合計金額
洗濯代800円
雑貨915円
1,715円

■スタッフより■
測定センター内で、本日より小型の搾油機で、M田さんの菜種の搾油が始まりました。若干炒るのでいい香りです。かたや稲の籾摺りも引き続きやってます。本日偶然にもスタッフ全員が集まりましたのでセンター内がまるで町工場のようで、とても賑やかでした。

2013年9月26日木曜日

とどけ鳥日報2013年9月26日

とどけ鳥日報 2013年 9月 26日 (天気:曇 )

今日の空間線量0.19 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
26件16件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
5件19,100円

本日の支出支払い明細合計金額
測定機修理代、事務用品263,546円

■スタッフより■
*今年初めてのきのこの検体がきました。結果は昨年同様高線量で、イノハナ 975.62Bq/kg
サクラシメジ 2,653.43Bq/kgでした。この先数十年は天然のきのこは食べられないかもしれません・・・。毎年楽しみにしていたのにね。残念です。

右がイノハナ、左がサクラシメジ↓

2013年9月25日水曜日

とどけ鳥日報 2013年 9月 25日 (天気:曇 )

今日の空間線量0.19 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
28件24件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
6,000円

本日の支出支払い明細合計金額
0円

■スタッフより■
*小高区西部地区の土壌等の測定依頼がありました、思った通りとても高い線量でした。
結果は 雨どい脇の土47300 Bq/kg、道路わきコケ225000 Bq/kg 落ち葉105000 Bq/kg
などでした。屋敷の周りの山野はどこまで除染すれば安心なのでしょうか・・・・・・。



「ドタバタ菜の花物語」

54話 初!!菜の花会議

Mくんが休みの測定センターに入ろうとすると

「今日はお休みなんですか?」とおばあちゃんが・・
おばあちゃん:「みょうがが出てきたので、400gぐらい刻んで持ってきたんだけど・・去年測ってなかったから、もし良ければ来年は・・」(昨日ブログで報告したように、このみょうがは25.03Bq/kgでした)

Mくんがお世話になっている農家の方:「とうもろこしをやってみようと思うんだけど・・どうだろう?」
Mくん:「うちでは4件しかとうもろこし測定していませんが、すべて検出限界以下です。線量高いところのもあったんですけど・・河田先生もとうもろこしは“出にくい”(移行しにくい野菜)と言ってました」
農家の方:「じゃあ、大丈夫だな!やってみるか」

そしてMくんは、
だげんちょ菜の花畑の春播き菜種の収穫も無事終わり、搾油前の菜種の選別・調整作業を続けている
天候に恵まれ乾燥日和が続きました。とうみをかけ、水洗い後の菜種を天日干し。
乾燥の仕上がり目安は「手で触ってサラサラとした感じになったら」。

水洗い後の天日干し2日目↓

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
水洗いしました↓
 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昔は全国各地にあった搾油所も少なくなり、菜の花プロジェクトネットワーク監修の『菜の花エコ事典』で掲載されている搾油所は全国でも約20軒ほどしかありません。
だげんちょの菜種を搾油してくれる搾油所を探していますがなかなか見つかりません。
いくら油には放射能がほぼ入らないといっても、100Bq/kgを超えている菜種は受け入れが難しいようです。

ちなみに、
<春播き菜の花測定結果>
 圃場:だげんちょ菜の花畑(南相馬市原町区大甕)
 品種:キザキナタネ 
 播種日:312日・315日(収穫:824日~96日)

 
圃場⑥
圃場⑦
収穫後土壌(2013.9.13
561.2
682.6
種播き前土壌(2013.3.15
596.6
562.4
菜種
105.4
121.0
ND
29.77
ND
35.7
※単位Bq/kg
<参考数値>だげんちょ菜の花畑の雑草:320.2Bq/kg

そんな作業が続く中、
第1回菜の花会議in測定センター・南相馬
911日に測定センターで行われました。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(司会を務めるチェル救のドンこと通称“パパ”と会議のようす)

参加メンバーは南相馬での菜の花栽培を推進しようという方たち。
・民間稲作研究所、南相馬市原町区の有機農家の杉内さん

・実証田の稲作・菜の花など農業再生に精力的に取り組む太田地区復興会議の奥村さん

20km圏内の小高区で農業の再開を目指し様々なことに取り組む小高復興組合の佐藤さん

・原町雫地区の菜の花畑を見事な菜の花畑にした小高区の農家の安部さん

・ご存じ!南相馬にお花を咲かせようprojectのヨガジー

NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表の藤井さん

・南相馬の復興とまちづくりのため再生可能エネルギーの普及から
 実践事業に取り組むえこえね南相馬研究機構

・東チモールの支援も続け、南相馬の菜の花活動を支援しようとする特定非営利法人JIPPOさん

・チェルノブイリ原発事故後のウクライナで農業再生のための菜の花プロジェクトを
 実証したチェルノブイリ救援・中部の河田さん

・今回の菜の花会議を呼び掛けた放射能測定センターの神谷さん

そして、

・この1年菜の花にこだわり、菜の花栽培におけるすべての失敗を実現させた男だげんちょMくん

会議はこんな内容を話し合いました↓

・春播き菜の花プロジェクトの反省

・秋播き菜の花のそれぞれの計画(栽培面積や場所など)

・今後の連携について
 

秋播き予定↓

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菜の花プロジェクトネットの藤井さんは、今回も花めぐりMapを机に置き話をしてくれました。
藤井さん:「Mくんがすばらしいマップを作ってくれて!」
Mくん:「僕が作ったんじゃありません。ボランティアのみんなで作ったんです」

課題としてあがったのは、
①汎用コンバイン
②搾油所

南相馬での菜の花今後は↓
924日⇒花めぐりMAPでもお馴染みの民間稲作研究所・グリーンオイルプロジェクトが主催 し、菜の花栽培講習会が924日南相馬市原町区で開かれました。
9月下旬から10月中旬⇒それぞれが菜の花の播種
12月⇒光のイベント(菜種油や廃食油から作ったバイオディーゼル燃料で発電)

菜の花プロジェクト、いよいよ動き始めました。地域の農家の方主体で。
南相馬の有志。南相馬を支援しようと集まった有志。
それぞれの得意分野を活かし、ネットワークを活かし、それぞれの思いのまま、“菜の花”をキーワードに「ゆるやかな協力体制を!!」(会議で出、合意された言葉)で進みます。

Mくん:「搾油機がほしい~」

搾油前の最終選別に燃えるMくん↓

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(だげんちょプロジェクトはまだ終わってない!食べるまでは・・)

それを見た、
チェル救のドンこと通称“パパ”:「珍しくまじめだな」
Mくん:「サイコーの天ぷらでおもてなしします」メラメラ燃えるMくん。
パパは思いました。「燃えるところ違うんじゃない?いつものことだけど・・」

次回:搾油機は果たして調達できるのか?いま秘かに期待されているMくんの菜種油天ぷら計画は実現するのか?まだまだ予断は許しません。エゴマの収穫も近づいています。

(つづく)




 

2013年9月24日火曜日

とどけ鳥日報 2013年 9月24 日 (天気:晴 )

今日の空間線量0. 19μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
42件25件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件1件

本日いただいたカンパ件数合計金額
2,600円

本日の支出支払い明細合計金額
電話代他4,443円

■スタッフより■
・先週の締め切り後に福島市ファーム庄野様からまとまった依頼品が入りました。
 繰越が急増し、明日からフル稼働です。

・チェルノブイリ原発から60Km地点の露店で購入したキノコを入手したので測定を
 行いました。
 【測定結果】
   Cs合計 510.23Bq/Kg、 Cs134 Nd、 Cs137 510.23Bq/Kg
   
   日本の食品基準の100Bq/kgと比べて5倍強ですが、南相馬市でのキノコ類
   の測定結果(3,000~24,000Bq/kg程度)と比しては低い検体でした。

   現地では自給自足が基本だそうで、春から秋の間、好んで食する国民だそうです。
   内部被曝の観点から心配な結果でした。

・その他の測定結果
  玄米(試験田) 103.16Bq/kg、白米(購入品) 5.57Bq/kg、
  ブルーベリー(飯館村) 99.06Bq/kg、ミョウガ 25.03Bq/kg、0.13Bq/kg、
  カボチャ 5.51Bq/kg、9.85Bq/kg、リンゴ 7.08Bq/kg、
  イチジク 20.26Bq/kg、ブロッコリー △0.34Bq/kg、

2013年9月20日金曜日

とどけ鳥日報2013年9月20日

とどけ鳥日報 2013年 9月20 日 (天気:晴 )

今日の空間線量0.20 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
8件14件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
2件4,000円

本日の支出支払い明細合計金額
0円

■スタッフより■
*青葉幼稚園様の園庭で採れた 枝豆 さつまいも キウイ ぶどう 巨峰 を測定しました。
 原発事故前は、園児みんなで楽しく収穫して、食することが出来たのですが、今は測定しながら  という事になりました。何ともさみしくまた悔しい話です・・。
*来週あたりから、栗や、きのこが来るかと思います・・。

2013年9月19日木曜日

とどけ鳥日報2013年9月19日

とどけ鳥日報 2013年9 月19 日 (天気:晴 )

今日の空間線量0.19 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
26件13件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
1,900円

本日の支出支払い明細合計金額
0円

■スタッフより■
*本日より新たに3か所の試験田の稲の各部位(根、茎、穂、土壌)の試料作りが始まりました
 またまた、弥生人になりました。縄文人より一歩進歩しました。 ちなみに前回6か所の測定は
玄米と、精米時のもみ殻の測定です。
*テレビ放送のお知らせ  『放射能汚染からの農業再生 PartⅡ ~福島・南相馬~
9月22日(日)午前10.05~  NHK総合にて
 どうやって安全な農作物を育てていくか~福島・南相馬~
  ぜひ皆さん、一人でも多く、ご覧になってください。どうやって安全な農作物を作るか・・・。

2013年9月18日水曜日

とどけ鳥日報 2013年 9月 18日 (天気:晴 )

今日の空間線量0.19 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
9件10件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
1件1件

本日いただいたカンパ件数合計金額
2件950円

本日の支出支払い明細合計金額
0円

■スタッフより■
*本日も購入した手動式籾摺り機にてS木さんが、ひがら一日、籾すりにいそしんでくださいました。根気のいる仕事ご苦労様でした。

 *本日、DVD上映「福島生きものの記録 PRAT1」でした。動物たちのかわいそうな一面もありますが、野生化の助長で生態系が壊されているのもこの先、心配です。
*久しぶりに 川漁師のI本さんが、うなぎを採ってこられました。測定結果は 新田川産372.06Bq/kg  太田川産 560.85Bq/kg   以前同様まだまだ高い線量でした。残念です。

2013年9月17日火曜日

とどけ鳥日報 2013年 9月 17日 (天気:晴 )

今日の空間線量0.23 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
10件31件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
2件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
6件7101円

本日の支出支払い明細合計金額
 0円

■スタッフより■
 
 
*念願の籾摺り機が到着しました!これでおじさんたちもヒーヒー言わなくて済むでしょう。
 名付けてアヒルくん。くちばしがあるから。
 その籾摺り機は栃木の非電化工房の発明家が作ったものなのです。
では紹介しま~す。
こちらがアヒルくんの正面?どっち?↓



















こちらがアヒルくんの顔↓













「よろしくね!明日からがんばるだっきー!」


*季節は廻り、栗が持ち込まれるようになりました。











*南相馬で支援活動をしているハローさんが測定センターの見学に来ました。明後日、北海道に帰られるそうで、「必要な取り組みです。(測定センターの活動も)帰ったら報告させていただきます!」と言っていました。

*主な測定結果:栗(鹿島区)24.52Bq/kg、栗(小高区)174.90Bq/kg
   

  不検出判定(測定下限値以下だったもの)→ブロッコリー(原町区)、さといも(原町区)、
    プチトマト(原町区)、梅漬け汁(原町区)、増水時の川の水(原町区新田川)、
    井戸水(原町区)

*9月11日のブログで記事紹介した南相馬でのソーラーシェアリング圃場
  台風通過後の画像を太田復興会議の奥村様よりいただきました↓



*Mくんより画像頂きました。
(台風で倒伏したエゴマ)







2013年9月12日木曜日

とどけ鳥日報2013年9月12日

とどけ鳥日報 2013年9 月12 日 (天気: 曇)

今日の空間線量0. 21μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
16件19件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
2件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
6件10,500円

本日の支出支払い明細合計金額
雑貨類
サーバーレンタル料
2,400円
2,500円

■スタッフより■
*本日もチラシの効果か、19件の測定依頼がありました、土壌、井戸水、自家製野菜が中心です。
*測定依頼品で、家の雨戸出口の苔が来ました、苔はやはり線量が高く 93,400Bq/kgありました。苔のあるところはホットスポットと思って注意してください。
*今日はLB2045は順調で、ストライキを起こすことはありませんでした。よかったです。ホッ・・
*震災前に焼いておいた炭を測定しました。屋根しかない小屋での保管でしたので、いちばん上の部分との事ですが2,020Bq/kgでした。中の部分の汚れの少ないところも測ってみたいとお願いしました。

2013年9月11日水曜日

とどけ鳥日報2013年9月11日

とどけ鳥日報 2013年9 月11 日 (天気:晴 )

今日の空間線量0. 18μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
20件13件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
6件4,567円

本日の支出支払い明細合計金額
文具105円

■スタッフより■
*本日で震災より2年半が過ぎました。旧警戒区域は、さほど変わっていません。あの日のままです。復興はいつまでかかるのでしょう。同じ期間が過ぎれば5年になりますよ・・。
*本日の朝刊に測定センターのチラシが折り込まれた効果か、20件の依頼がありました。ただ
1台の機械とPCのインターフェスが時々調子悪く、フル稼働できませんでした。何とかしなければ。
*エコエネ関係のニュースがありました。内容は下記のURLをクリックしたてださい。
  
 
10月22日にもNHK総合にて 10:05から「放射能汚染からの農業再生 Part2」が放送されます。
ご覧ください。

2013年9月10日火曜日

とどけ鳥日報 2013年 9月 10日 (天気:晴 )

今日の空間線量0. μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
43件18件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
 32,200円

本日の支出支払い明細合計金額
インク他(12,276)、モミ摺り機(27,120)39,396円

■スタッフより■
  • 先週準備をした実証田の稲の検体、順次測定始めました。また、だげんちょ菜の花畑の春まき菜の花の検体も準備できたものから測定はじめています。後日まとめを報告します。
  • 本日の主な測定結果は、ユズ(原町区)133.16Bq/kg。梨(原町区)とミョウガ(原町区)、ネギ(小高区)、山形県庄内月光川の鮎は測定下限値以下。
  • 「未熟と熟したもので違いがあるのか知りたい」と、原町区の方から測定依頼がありました。今回は未熟なものの持込みで、結果はキウイ27.13Bq/kg、温州ミカン31.34Bq/kg、カボス92.88Bq/kgでした。

2013年9月6日金曜日

とどけ鳥2013年9月6日

 
どけ鳥日報 2013年 9月6 日 (天気:晴 )

今日の空間線量0.20 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
8件8件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
1件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
1,600円

本日の支出支払い明細合計金額
測定用具650円

■スタッフより■
* 本日は、試験田の稲を 根、茎、籾それぞれのサンプル作成をしました。全て手作業ですので
 縄文人になったようです。これに土壌が加わって、1か所で4サンプル これが6か所あるので24検体となります。測定は次週になります。




鈴木さんです。
 
 
 
「ドタバタ菜の花物語」
52話 時速25mの収穫速度
~春播き菜種収穫 前編~
汎用コンバインがやってこなかった~
もう2カ月、パッタリと登場しなくなったMくん。
「ところでMくんはいまどこにいるの?」「まだ南相馬にいるの?」という問合せがMくんにおおくくるようになりました。Wさん、Kくんも登場しなくなり、とうとうMくんも?
いえ、いえ、彼はいます。いや、いや、彼らはいます。
秋播きの菜種の収穫から約2カ月。
春播きの菜種の収穫の時期がやってきました。
91日にコンバインでの収穫を計画していたMくんですが、それは当然のこと天がMくんをラクさせるわけがありません。
栃木からのコンバイン移送計画断念、急遽手刈りでの収穫を余儀なくされるのでありました~
だげんちょ菜の花畑は “草刈地獄”、“種播き地獄”などなどに続き、またしても最大のピンチを迎えたのでありました。
ドタバタ菜種収穫の始まりです!
 

農家さん:「いつコンバイン来るの?」
Mくん:「1カ月かけてでも1人で収穫してやる!」と意気込むM。
農家さん:「・・いや。草刈したいから96日までに終わらせて」
そこからドトウの手摘み収穫地獄が始まったのであります。
 
良い子は真似しないように!
お手伝いに来てくれた人:「どこやるの?」
Mくん:「何言ってんの?ここだよ!」とMくんが指差す方向は↓
 

お手伝いに来てくれた人:「えッ?雑草以外見えないんですけど・・」
先輩とMくんが考案した手摘み菜種収穫体系
①菜の花をガシっとつかみ、袋の中にサヤごと絞り落とします。
②体験した人だれもが口にする「1人でやったら気がめいる」作業を永遠と続けます。
③疲れたら休憩します。
注意:底に穴が開いた袋は使用しないように!
なぜなら↓
壮絶な1日の収穫を終え、袋いっぱいにして充実感を味わっているMくんに先輩が言いました。
「大事なことに気がついた」と白い袋の底をみました。底の縫い目はかなり粗くできていました。
先輩:「種を収穫しながら、種をばらまいていたかも」
Mくん:「画期的じゃないですか!」
先輩は翌日、袋の底をガムテープで補修しました↓
 

※くれぐれも良い子は真似しないように!
手袋に穴が開きます↓
 

ドラえもんの手ではありません↓

 
虫に刺された~
1日大体こんなぐら委の収穫です。燃えるゴミではありません↓
 
 

1時間でだいたい25mしか進みません!
コンバインなら2時間もあればすべて終わる作業でしょう。
雨の日でも作業は続きます↓
 

今回のMくんは違うね~
Mくんも毎日手伝いに来てくれる人がいるのでがんばっています?↓
(写真)
 
 
キャンドルナイト
そんなだげんちょ菜の花畑の収穫が進む日の91
南相馬市鹿島区上栃窪でキャンドルナイトが行われました。
花めぐりMap①スマイルとうほくプロジェクトさん
 
花めぐりMapによると
「東北に花を植え、笑顔を広げ、その笑顔を日本中に届けるプロジェクトです。」
 
菜の花キャンドルナイトでもお世話になった新目さん、「去年できなかったけど、今年で来て良かった!」と。
 
描かれた文字は“未来”でした↓
 
 

 
その同じ日に南相馬市のひばり生涯学習センターでNHKの番組「復興サポート」の収録がありました。
テーマは昨年と同じ“南相馬市の農業再生”。菜の花の取り組みも紹介されると思います。
放送は922日(日)NHK総合テレビ1045~(43分)
収穫はまだ途中。果たして無事期限内に収穫を終わらせることが出来たのか?
 
 

 
果たして無事、油を絞るまでいけるのでしょうか?
いつもいつもピンチ!
 
次回後編をお楽しみに!
(つづく)