2015年8月7日金曜日

とどけ鳥日報 2015年 8月 7日 (天気:晴・猛暑 )

今日の空間線量0. 15μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
3件3件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
1,200円

本日の支出支払い明細合計金額
0円

■スタッフより■
明日から夏季の休暇に入ります。18日からは通常通り開所いたします。

先月来、行っていた『菜の花PJ』関係の測定について整理が出来ましたのでご報告します。
各圃場毎に『土壌』、菜の花の『根』・『茎』、『菜種』、『搾り滓』、『菜種油』の6分類で測定を
行いました。結果は以下の通りでした。
なお、『根』、『茎』については採取した検体が量的に少なく有意なデータとは言い難いので
割愛しました。また、『菜種油』については別途、ゲルマニュウム方式による高精度の測定を
行いましたので、そのデータによります。

菜種の成育土壌と菜種・搾り滓の放射線量の間に必ずしも相関関係が無い(線量の高い土壌
で成育した菜の花であっても必ずしも高いセシウム数値を示す訳では無い)部分が見受けられ
ます。土壌中の肥料や水分量などの要因でセシウムが移行する度合いが変わると思われます。

圃場毎の成育土壌、菜種、搾り滓の放射線量比較


菜種油の放射線量をゲルマ方式の高精度測定結果です。
0.02㏃/Kgの下限値まで精度を上げても『不検出』でした。

 以上の結果から菜種油にはセシウムが全く移行せず、安心して食用に供する事が出来る
 状況にある事が判ります。

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