2012年8月24日金曜日

とどけ鳥日報 2012年 8月 24日 (天気:晴れ )

今日の空間線量0. 27μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
20件31件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
0件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
6件5,200円

■スタッフより■


映画会開催します!

 

831日(金)朝10時と夜6時91日(土)朝10時

会場:放射能測定センター・南相馬 事務所 (スーパーサイヤ隣)※スーパーサイヤ人じゃありません。

「祝の島」監督:纐纈あや


 

<内容>

1000年前、沖で難破した船を助けたところから農耕がもたらされ、子孫が栄え、現在に至るまでいのちをつないできた小さな島がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・

1000年先の未来が芋の暮らしの続きにあると思うとき、私たちは何を選ぶのか。

いのちをつなぐ暮らし。祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。

 

 

 

 














 

 

放射能測定センターでは映画の上映会を定期的に毎月開催します。9月、10月、11月も予定しています。ぜひお気軽にご参加ください。

 

 

<主な測定結果>

分類ごとに高い数値結果順にしてあります。

 

野菜


かぼちゃ

原町区馬場

65.8 Bq/kg

みょうが

小高区羽倉

45.4 Bq/kg

とうもろこし(露地)

鹿島区小池

8.2 Bq/kg17.1の測定下限値以下)

にんにく

原町区北高平

4.6 Bq/kg9.2 Bq/kgの測定下限値以下)

キャベツ

鹿島区江垂

0.84 Bq/kg

 

ひまわり(太田地区)


土壌

2970 Bq/kg


1,088 Bq/kg




104 Bq/kg

 

土壌


土壌(ハウス内、表土剥ぎ取り)

鹿島区江垂

1,493 Bq/kg

土壌(露地、表土剥ぎ取りなし)

鹿島区江垂

1,009 Bq/kg

ファーム庄野さんの土壌8検体

福島市

平均約649 Bq/kg

 



ため池の水

原町区下太田の4か所

不検出、すべて測定下限値以下

井戸水(6m深さ)

原町区

4.3 Bq/kg(※沸騰後測定)

 

 

ひまわりの根の結果!

ひまわりの部位?ごと測定結果です。ひまわりブッタギリ作戦から明けた一夜。根の部分の結果が出ました。

根は28.8 Bq/kgでした。あなたの予想はどうでしたか?

<土壌 約1,000 Bq/kgのひまわり>


土壌

1,127 Bq/kg


17.6 Bq/kg


10.1 Bq/kg


149.4 Bq/kg


315.6 Bq/kg


28.8 Bq/kg

 

そして、もう1つのひまわりの結果(本日測定分)

 

<土壌 約3,000 Bq/kgのひまわり>


土壌

2,970 Bq/kg


132.7 Bq/kg


 


1087.8 Bq/kg


103.6 Bq/kg


979.3 Bq/kg

 

 

 

第9話 にんにく様~、どうかお許しを!

 

(前回までのあらすじ)

2012年61日より新たに活動をスタートした「放射能測定センター・南相馬」。そこに集まった個性的すぎるボランティアたち。人生に血迷い中の3人の若者(他称)ボランティアと南相馬代表の地元ボランティアたちが繰り広げるドタバタ人間喜劇・悲劇? 今日も測定センターでは何かが?起こっているのでしょう。

近くに来たら、遠くからの覗いてみてください。

 

<主な登場人物>

3人の人生血迷い中の県外“若者(他称)”ボランティア

Mくん:検体採取に命をかけるボランティア特攻隊長。ロマンチスト測定員。level10

Wさん:画期的な農地の除染法の究明に余生をかける天才放射能測定員。測定員level35

Kくん:恋人絶賛募集中の現在さぼりぎみ?ムードメーカー。最年少ボランティア。測定員level7

BOSS:ドタバタ測定センターをまとめ上げることができる唯一の男。市民の方から絶大なる信頼を得ているこわもてボランティア。

Hさん:測定センターに集まるすべてのデータ管理を司るボランティア。現在の測定センターの基礎を作り上げた偉大なるスポーティー測定員。
   
 
 
 
 
 

スーパー サイヤさん隣で繰り広げられる測定センターの日常


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日のひまわりブッタギリ作戦で、かなりの頭脳と体力を使い果たしお疲れ気味のMくんを含め、BOSSHさん3人の“幹部ボランティア”? そんな彼らにも今日という日は容赦ありません。
 
「にんにく」様の測定依頼が待っていました。
 
今日も朝から長蛇の列の検体くんたちが待っているのに。
もちろん3人のベテランは「にんにく」が来ようが動揺しません…いや、さすがのBOSSも少し焦っている?
「よしっ、外だ!」と、BOSSの一声で。
「にんにく様には外でお待ちいただくよう伝えろ!」(外で測定容器に詰める作業をしようの意)
そこからみんなテキパキ、バタバタ。
 
「ミキサーを外に」
「コンセントも外にあるから」
「よし、洗うのはワシがやっておくから」
「じゃあ、僕は機械にセットしてきます」と、
 
以前に2回ほどあった測定センター異臭事件に懲りている3人のコンビネーションはバッチリ。
 
測定センターの入り口脇に鎮座する「にんにく」様
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こちらでお待ちください」
 
「うちで作った野菜なんだけど、食べる前に心配だから…」
「私はいいんだけど、孫に食べさせるには心配だから…」
今日、測定依頼に来られた方の言葉です。Mくんは6月から日々こういう言葉に接しています。
県外から来た彼は何を・どう感じているのだろうか?
 
昼からの学習会をWさんとKくんはさぼりました。Mくんは参加しましたが寝ていました。
彼らは、昼は来ないクセに、Mくんだけが残った事務所に夜な夜な来ています。
“良からぬ”企み、作戦会議を開いているようです。
 
今日も3人の人生血迷い“若者?”ボランティアの測定員Levelは上がりませんでした。
こんなことでいいのだろうか。。。と思うBOSS
 
さて、彼らは何をしようとしているのでしょう?
でもMくんも、Wさんも、Kくんも、何かを感じ、何かできないかと右往左往、うお~、さあ、お~!
してるんじゃない? 気合だけは。
 
さあ、振りかぶって~っ! 明日へ
 
(つづく)

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