とどけ鳥日報 2012年 8月 23日 (天気:晴れ )
今日の空間線量 | 0.25 μSV/h |
食品・水・土壌の測定 | 本日の受託件数 | 本日の測定件数 |
12件 | 34件 |
線量計(TERRA-P) | 本日の貸出数 | 本日の返却数 |
0件 | 0件 |
本日いただいたカンパ | 件数 | 合計金額 |
2件 | 1,000円 |
■スタッフより■
34件の測定をおこないました。
かぼちゃが65.8 Bq/kgと高い数値結果でした。枝豆から下の玄米までは、機械上の判定では、測定下限値以下のため「不検出」です。枝豆は「豆のみ」より「殻のみ」の方が高い結果となりました。
分類ごとに高い数値結果順にしてあります。
野菜・果物・植物・米(数値結果高い順)
かぼちゃ
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原町区
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65.8 Bq/kg
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ブルーベリー
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原町区
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37.9 Bq/kg
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枝豆(殻のみ)
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原町区
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18.7 Bq/kg
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ミニトマト
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原町区
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10.7 Bq/kg
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ひまわり(額部分)
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原町区
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10.1 Bq/kg
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枝豆(豆のみ)
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原町区
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4.6 Bq/kg (7.3 Bq/kgの測定下限値以下)
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なす
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原町区
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4.0 Bq/kg(6.4 Bq/kgの測定下限値以下)
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玄米
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不明
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3.3 Bq/kg(6.6 Bq/kgの測定下限値以下)
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玄米
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郡山市
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1.5 Bq/kg(5.9 Bq/kgの測定下限値以下)
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水
井戸水
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原町区
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-0.25 Bq/kg
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井戸水
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原町区
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-4.3 Bq/kg
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土壌
水田(牧草転用地)
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鹿島区
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4,040 Bq/kg
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水田(牧草転用地)
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鹿島区
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3,070 Bq/kg
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水田(牧草転用地)
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鹿島区
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2,007 Bq/kg
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ファーム庄野さん池の土
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福島市
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1,536 Bq/kg
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ファーム庄野さん土壌16件
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福島市
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平均1,385 Bq/kg
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第8話 ひまわりブッタギリ作戦!
(前回までのあらすじ)
2012年6月1日より新たに活動をスタートした「放射能測定センター・南相馬」。そこに集まった個性的すぎるボランティアたちが繰り広げるドタバタ人間喜劇・悲劇? 人生に血迷い中の3人の若者(他称)ボランティアは、「南相馬の5つの川の放射能マップ」を完成、「南相馬市 山際放射能マップ」を未完成させ、検体採取と花火に明け暮れる日々を過ごしていたのだが…
<主な登場人物>
3人の人生血迷い中の若者ボランティア
Mくん:検体採取に命をかけるボランティア特攻隊長。ロマンチスト測定員。level10。
Wさん:画期的な農地の除染法の究明に余生をかける天才放射能測定員。測定員level35。
Kくん:恋人絶賛募集中の現在さぼりぎみ?ムードメーカー。最年少ボランティア。測定員level7。
BOSS:ドタバタ測定センターをまとめ上げることができる唯一の男。市民の方から絶大なる信頼を得ているこわもてボランティア。
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測定ボランティアのMくんを朝待ち構えていたのは、測定待ちの検体の行列でした。
しかもMくん以外は今日はお休み。というかKさんは小高区の家屋片づけボランティアへ。
Kくんは、昨日は大阪、今日は東京出張。だから今日はMくんが楽しみにしていた検体採取はお預け。BOSSと一緒に測定漬けの一日でした。
「やってらんね~!」といったらBOSSに怒られます。ある程度は要領のいいMくんは秘かに1カ月ぶりの洗濯と来るべき放射能調査結果発表に備え、これまで貯めてきた情報を整理しつつ1日を“やり過ごし”ました。
1検体30分かかる測定を2台しかない機械で…、こなせる数にも限界があります。
「じゃあ、30分はヒマなんじゃない?」→いやいや、意外に忙しいのです。測定以外にも報告書の作成や来所された方の対応、測定データの入力、提携農家への農作物の検体回収などなど。
そんな中、昨日、農家さんのところでいただいてきたひまわりの測定準備もしました!
「包丁持ってこい!」
「Mくん、のこぎり持ってこい!」
「ぎったぎったに切れるハサミはないのか!」
と恐ろしい大声が測定センターの前で響き渡りました。
噂のひまわりはやはり“ただもの”ではありませんでした。
検体としては最悪。茎は固いは、根は固い。ハサミ、包丁では歯がたたない。
顔に見えません?
ひまわりは固かった~!
ひまわりの種、額、葉っぱ、茎、根、その土の計6種類を測定。
速報!!
ひまわりの部位?ごと測定結果です。
土壌
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1,127 Bq/kg
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種
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17.6 Bq/kg
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額
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10.1 Bq/kg
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葉
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149.4 Bq/kg
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茎
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315.6 Bq/kg
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根
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未測定
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茎が今のところ一番高い。測定がまだの根はいくつなのだろう?予想してみてください。
(以前の菜種で測定した時のブログも参考にしてください。)
今日は6月1日にスタートした測定センターの当初メンバー(BOSS、Hさん、Mくん)だけの静かな1日でした。
だが、
BOSSとHさん、Mくんの3人の“新たな”展開の幕開け?
「Mくんよ!南相馬が抱える放射能の課題に立ち向かうには、我々測定センターが入手した情報こそが最大の武器なんだ。そのことを忘れるなよ!」(BOSS)
人生に血迷っている若者ボランティア3人とは違い、経験と知性・合理性のある3人が集まったのだから期待できるかもしれません。
明日は測定センターの月1回の学習会の日。
落ちこぼれ3人はさぼらずやってくるのだろうか?
測定センターのボランティアとしてもっともっと勉強して成長して欲しい!と思うBOSS。
そう、3人にかかっているのだから…? 何が?
(つづけるぞ~!)
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