とどけ鳥日報 2015年 3月 10日 (天気:晴 )
今日の空間線量 | 0. 17μSV/h |
食品・水・土壌の測定 | 本日の受託件数 | 本日の測定件数 |
13件 | 13件 |
線量計(TERRA-P) | 本日の貸出数 | 本日の返却数 |
0件 | 0件 |
本日いただいたカンパ | 件数 | 合計金額 |
件 | 21,000円 |
本日の支出 | 支払い明細 | 合計金額 |
円 | 0円 |
■スタッフより■
明日は3月11日、震災から4年目となります。もう4年なのか、いまだに4年なのか複雑な
心境です。
先週末に研修会を兼ねて二本松市の放射線ひばく測定センターを見学させて頂きました。
センターの木村真三先生によると三年を経過した現状で、概ねは放射線量数値の低下が
見られるが、一部には上昇に転じたのではと思われる事例が見られるとの事でした。
針葉樹の葉は約三年で更新され落ち葉となり、広葉樹は毎年落葉して腐葉土化して土壌の
養分となって再び植物に吸収されます。その循環サイクルに影響されてセシウム数値の
下げ渋りや数値の上昇となるそうです。
また、震災直後には地表面にあったセシウムは年1cm程度のスピードで沈下する事が
チェルノブイリの事例から知られていますが、我が国では雨量、土質の影響と思われますが
多少早く沈下しているとの事でした。セシウムが多く存在する深さが経過と共に変化する事で、
今まで低い数値の品種で高い数値を示すものが出ても不思議では無いそうです。
出る可能性は否定出来ないそうです。
測定活動を将来にわたり継続する事が大事となるでしょう。
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