とどけ鳥日報 2013年10 月 9日 (天気:晴 )
今日の空間線量 | 0. μSV/h |
食品・水・土壌の測定 | 本日の受託件数 | 本日の測定件数 |
12件 | 24件 |
線量計(TERRA-P) | 本日の貸出数 | 本日の返却数 |
0件 | 0件 |
本日いただいたカンパ | 件数 | 合計金額 |
5件 | 5,000円 |
本日の支出 | 支払い明細 | 合計金額 |
円 | 0円 |
■スタッフより■
本日の結果より(きのこ類) あみたけ1398Bq/kg、桜しめじ6133Bq/kg、しゃかしめじ1106Bq/kg
千本しめじ614Bq/kg。イノハナ(香茸)1503Bq/kg、2165Bq/kg、4372Bq/kg、6816Bq/kg、
3293Bq/kg、1290Bq/kg など、今年も予想通り全品高線量値でした。大きな楽しみを奪われてしまいました・・・・。
「ドタバタ菜の花物語」
先週のブログで「M田くん搾油開始!」と報告されていたように、
とうとう搾油機を入手!!
この搾油機は↓
菜の花プロジェクトネットは南相馬市に必要だろうと、このたび送られてきました。
この搾油機で搾油しただげんちょの菜種油がコチラ↓
菜種油天ぷらパーティーに燃えるMくん。
黒い油を完成させたのであります。そんな中、
測定センター恒例の月一会議がおこなわれました。初めて10名揃っての会議となりました。すげ~。
今年の秋は去年以上に大忙しです。なにかと測定センターはヒッパリダコです。
10月後半の南相馬と浪江の測定、視察団・取材の受け入れ、小高祭りへの出展、菜の花の種播き、なかなか減らない測定残数、事務所になかなか来ないMくん問題など。
だからタイトなスケジュールに頭を悩ますみなさん↓
ボスとパパの死角でくつろぐMくん↓
搾油機はだげんちょ農場の菜種だけではなく、保管してある菜の花プロジェクト7圃場の菜種も搾油し、測定します。
会議で搾油と菜種油の測定までを任されたMくん。
初めて使う搾油機だから、
だげんちょ以外の菜種はサンプルのため量が少ないので、
パパ:「失敗してもいいように、だげんちょの菜種で最初試してみよう」
Mくん:「いいっすよ!(オレが失敗するはずない!)」
搾油中の油を見た雫の菜の花を管理した女性Aさん
Aさん:「こんな色していたかな?もっと黄色なんだけど私が見たのは」
と異変を感じていました。
Mくん:「こんなもんですよ!」
Aさん:「玉子焼きだね!菜種油の良さが一番分かるのは」
Mくん:「エゴマも一反やってるんです。もうすぐ収穫です」
Aさん:「エゴマはドレッシングが最高だね。私も震災前はエゴマやってたよ」
Mくん:「50~100kg近く収穫できる予定です」
Aさん:「体験用のこの搾油機では大変だね。浪江の津島に搾油機があって前はそこでやってもらってたから、こっちに持ち出せないか聞いてみる。小高で何かしたいんだよね~」
搾油中のMくん↓
(「ちゃんと前むいてやりなさい!」)
バケツ3杯の貴重なだげんちょ菜種
そのうちの1杯をダメにしていしまいました。
果たして天ぷらパーティーは開けるのか?失敗の原因は
搾油率を上げるため煎ろうとしたのですが、「焼いて」しまったのです。
本によると↓
「煎る」・・・トロ火で焦がさないように混ぜながら1時間ほど煎る
そして測定センターのせっかちなおじさんたちとMくんは↓
「焼く」・・・中火で30秒ほどで一気に炒める
みなさん気をつけましょう!
バケツ2杯目からの菜種油は黄金色でした↓
バケツ2杯(1杯約4~5kg)からとれた菜種油は1271g。
だげんちょ菜の花圃場の菜の花結果↓
菜種
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菜種油(搾油後の沈殿物含む状態)
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菜種油(上澄み)
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110.9 Bq/kg
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47.4 Bq/kg
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0.07 Bq/kg
もちろん不検出判定(測定下限値6.1 Bq/kg)
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油粕:190.4Bq/kg
油は不検出。ちゃんと結果にあらわれました。だげんちょ菜の花プロジェクトが1年かけて作った初めての生産品↓
ボランティアママ:「これだけ?」
Mくん:「味は保証しないぜ!」Mくん:「次はエゴマだ!」
後ろを振り返らない男。それがMくん。
南相馬は菜の花の種播きの真っ最中です。
次回:菜の花プロジェクト各圃場の結果は後日報告します。エゴマの収穫模様など。
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