2013年9月6日金曜日

とどけ鳥2013年9月6日

 
どけ鳥日報 2013年 9月6 日 (天気:晴 )

今日の空間線量0.20 μSV/h

食品・水・土壌の測定本日の受託件数本日の測定件数
8件8件

線量計(TERRA-P)本日の貸出数本日の返却数
1件0件

本日いただいたカンパ件数合計金額
1,600円

本日の支出支払い明細合計金額
測定用具650円

■スタッフより■
* 本日は、試験田の稲を 根、茎、籾それぞれのサンプル作成をしました。全て手作業ですので
 縄文人になったようです。これに土壌が加わって、1か所で4サンプル これが6か所あるので24検体となります。測定は次週になります。




鈴木さんです。
 
 
 
「ドタバタ菜の花物語」
52話 時速25mの収穫速度
~春播き菜種収穫 前編~
汎用コンバインがやってこなかった~
もう2カ月、パッタリと登場しなくなったMくん。
「ところでMくんはいまどこにいるの?」「まだ南相馬にいるの?」という問合せがMくんにおおくくるようになりました。Wさん、Kくんも登場しなくなり、とうとうMくんも?
いえ、いえ、彼はいます。いや、いや、彼らはいます。
秋播きの菜種の収穫から約2カ月。
春播きの菜種の収穫の時期がやってきました。
91日にコンバインでの収穫を計画していたMくんですが、それは当然のこと天がMくんをラクさせるわけがありません。
栃木からのコンバイン移送計画断念、急遽手刈りでの収穫を余儀なくされるのでありました~
だげんちょ菜の花畑は “草刈地獄”、“種播き地獄”などなどに続き、またしても最大のピンチを迎えたのでありました。
ドタバタ菜種収穫の始まりです!
 

農家さん:「いつコンバイン来るの?」
Mくん:「1カ月かけてでも1人で収穫してやる!」と意気込むM。
農家さん:「・・いや。草刈したいから96日までに終わらせて」
そこからドトウの手摘み収穫地獄が始まったのであります。
 
良い子は真似しないように!
お手伝いに来てくれた人:「どこやるの?」
Mくん:「何言ってんの?ここだよ!」とMくんが指差す方向は↓
 

お手伝いに来てくれた人:「えッ?雑草以外見えないんですけど・・」
先輩とMくんが考案した手摘み菜種収穫体系
①菜の花をガシっとつかみ、袋の中にサヤごと絞り落とします。
②体験した人だれもが口にする「1人でやったら気がめいる」作業を永遠と続けます。
③疲れたら休憩します。
注意:底に穴が開いた袋は使用しないように!
なぜなら↓
壮絶な1日の収穫を終え、袋いっぱいにして充実感を味わっているMくんに先輩が言いました。
「大事なことに気がついた」と白い袋の底をみました。底の縫い目はかなり粗くできていました。
先輩:「種を収穫しながら、種をばらまいていたかも」
Mくん:「画期的じゃないですか!」
先輩は翌日、袋の底をガムテープで補修しました↓
 

※くれぐれも良い子は真似しないように!
手袋に穴が開きます↓
 

ドラえもんの手ではありません↓

 
虫に刺された~
1日大体こんなぐら委の収穫です。燃えるゴミではありません↓
 
 

1時間でだいたい25mしか進みません!
コンバインなら2時間もあればすべて終わる作業でしょう。
雨の日でも作業は続きます↓
 

今回のMくんは違うね~
Mくんも毎日手伝いに来てくれる人がいるのでがんばっています?↓
(写真)
 
 
キャンドルナイト
そんなだげんちょ菜の花畑の収穫が進む日の91
南相馬市鹿島区上栃窪でキャンドルナイトが行われました。
花めぐりMap①スマイルとうほくプロジェクトさん
 
花めぐりMapによると
「東北に花を植え、笑顔を広げ、その笑顔を日本中に届けるプロジェクトです。」
 
菜の花キャンドルナイトでもお世話になった新目さん、「去年できなかったけど、今年で来て良かった!」と。
 
描かれた文字は“未来”でした↓
 
 

 
その同じ日に南相馬市のひばり生涯学習センターでNHKの番組「復興サポート」の収録がありました。
テーマは昨年と同じ“南相馬市の農業再生”。菜の花の取り組みも紹介されると思います。
放送は922日(日)NHK総合テレビ1045~(43分)
収穫はまだ途中。果たして無事期限内に収穫を終わらせることが出来たのか?
 
 

 
果たして無事、油を絞るまでいけるのでしょうか?
いつもいつもピンチ!
 
次回後編をお楽しみに!
(つづく)
 
 

 

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