とどけ鳥日報 2013年6 月 18日 (天気:曇り )
今日の空間線量 | 0. 22μSV/h |
食品・水・土壌の測定 | 本日の受託件数 | 本日の測定件数 |
19件 | 41件 |
線量計(TERRA-P) | 本日の貸出数 | 本日の返却数 |
0件 | 0件 |
本日いただいたカンパ | 件数 | 合計金額 |
1,800円 |
本日の支出 | 支払い明細 | 合計金額 |
洗濯代 | 700円 |
■スタッフより■
・先週土曜日の6月15日に放射能測定センター南相馬、開所一周年記念講演会を開催し
盛況でした。木村先生、河田先生の講演は今後、南相馬(原発被災地全般)で暮らして
ゆく為に参考になったと思います。
・本日より当測定センターでもっとも若いボランティアスタッフが加わりました。期待したい
と思います。
・先週からの持越し件数が87件と非常に多い状態です。幸い、若手スタッフが休日返上で
頑張って測定を行って呉れた為に繰越が半減しました。あと一息、ガンバリましょう。
第47話 川の放射能調査スタート!
(前回までのあらすじ)
2012年6月1日より新たに活動をスタートした「放射能測定センター・南相馬」。そこに集まった個性的すぎるボランティアたち。1年経ってもいまだに南相馬に居続ける人生に血迷い中の3人の若者ボランティアと南相馬代表の地元ボランティアたちが繰りひろげるドタバタ人間喜劇・悲劇?
測定センター1周年記念講演会も成功させ、今後も活動から目が離せません。
パパとBOSSのいない1週間を乗り切った測定センター
無事1周年記念の講演会も終わり、待ってました!とMくんは動き出しました。
季節は変わり。いや、季節はめぐり。Mくんたちの川の放射能調査から1年が経ちました。
南相馬市を流れる5つの川の調査のため、6月11日から13日の3日間をかけて採取に行きました。
1年経った川はどう変化しているのか?
検体採取
検体採取ポイントは33カ所の予定。その最初のポイントにマルバシャリンバイが咲いていました。
津波被害にあった自生地にわずかに咲くマルバシャリンバイ↓
マルバシャリンバイは県の天然記念物。東日本大震災の津波によりほとんどが流されてしまったそうです。
漢字で書くと丸葉車輪梅。バラ目バラ科シャリンバイ属の低木。海岸、潮風のあたるところによく生えています。名前の通り葉が丸く、車輪の軸のように放射線状に小枝が伸び梅のような花が咲きます。
川の調査ではふだん通らない道、行かない場所に行きます。
採取してきた川の水
あっちもこっちも、去年通行止めだった場所はほとんど通行止めでした。
ここも
橋の下まで降りて検体採取(わざわざ岩から登らなくていけるんですけど・・)
川底や土手の検体を乾燥させています。
足の踏み場もないぐらいあります。
そうこうしてMくんが集めてきた検体は計72件。
川の水:19件
土手の土:27件
河川の低質:22件
海岸の砂:4件
一気にMくんが持ち込むもんだから測定センターはパンク状態です。
次回から川の調査結果を測定終わり次第随時報告していきます!
一方だげんちょ農場では、
BOSS:「菜の花畑に看板がね~な!」
Mくん:「よし!看板を作るぞ!」
ということで、看板を作りました。
小高区上根沢農場用看板
そう!けっこう満開でした。
ちょっと散り始めています。
原町区大甕農場用看板
ママさんボランティア:「Mくん、まだ咲いていないのにオープンしちゃっていいの?」
Mくん:「もう看板作っちゃったからね」
とママさんボランティアの言うことも聞かず↓
ママさんボランティア:「ほんとにきれいに満開になるの?」
Mくん:「たぶん」
ママさんボランティア:「いつ?」
Mくん:「さあ? いつだろう?」
こんなに巨大な菜の花も育ってるんだよ!↓
ママさんボランティア:「それ1つでしょっ?」
Mくん:「菜の花キャンドルナイトも計画してるんだ!」
ママさんボランティア「・・・」
(つづく)
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