とどけ鳥日報 2012年 8月28 日 (天気:晴れ )
今日の空間線量 | 0.23 μSV/h |
食品・水・土壌の測定 | 本日の受託件数 | 本日の測定件数 |
24件 | 24件 |
線量計(TERRA-P) | 本日の貸出数 | 本日の返却数 |
1件 | 0件 |
本日いただいたカンパ | 件数 | 合計金額 |
0件 | 0円 |
■スタッフより■
本日も受託件数・測定件数とも同じで24件と順調に進めました。
<主な測定結果>
分類ごとに高い数値結果順にしてあります。
キウイフルーツは同じ方の測定依頼です。
今日の測定では土壌を、福島県南相馬、岩手県、秋田県、山形県の土を測定4件測定しました。特徴的な結果が見て取れます。
野菜・果物・米
かぼちゃ
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原町区
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65.8 Bq/kg
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キウイフルーツ
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原町区
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50.3 Bq/kg
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みょうが
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小高区
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45.4 Bq/kg
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キウイフルーツ(皮つき)
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原町区
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40.5 Bq/kg
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ジャガイモ
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宮城県
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5.3 Bq/kg
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にんじん(露地)
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原町区
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8.3 Bq/kg(測定下限値以下)
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なす
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原町区
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4.7 Bq/kg(6.3 Bq/kg測定下限値以)
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白米
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宮城県
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4.4 Bq/kg(1.0 Bq/kg測定下限値以下)
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白米
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宮城県亘理町
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3.16 Bq/kg(3.7 Bq/kg測定下限値以下)
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ねぎ(露地)
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鹿島区
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0.0 Bq/kg
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牛乳(市販品)
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原町区
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-0.5 Bq/kg
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土壌
畑土
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原町区矢川原
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6849 Bq/kg
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表土
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岩手県平泉
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2412 Bq/kg
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表土
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秋田県男鹿
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32 Bq/kg
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庭の土
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山形県遊佐町
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27 Bq/kg
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水
本日の測定でも全て測定下限値以下で、問題のある結果は出ていません。
井戸水(地下水)
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原町区
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2.2Bq/kg±1.0(Bq/kg測定下限値以下)
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井戸水
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原町区
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1.4 Bq/kg(5.5 Bq/kg測定下限値以下)
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井戸水(沸騰後)
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原町区
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-4.3 Bq/kg
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第10話 主役はオレらだ!
(前回までのあらすじ)
2012年6月1日より新たに活動をスタートした「放射能測定センター・南相馬」。そこに集まった個性的すぎるボランティアたち。人生に血迷い中の3人の若者(他称)ボランティアと南相馬代表の地元ボランティアたちが繰り広げるドタバタ人間喜劇・悲劇? 今日も測定センターでは何かが?起こっているのでしょう。
近くに来たら、遠くからの覗いてみてください。
<主な登場人物>
3人の人生血迷い中の県外“若者(他称)”ボランティアのMくん、Wさん、Kくん(省略)
BOSS:ドタバタ測定センターをまとめ上げることができる唯一の男。市民の方から絶大なる信頼を得ているこわもてボランティア。
Hさん:測定センターに集まるすべてのデータ管理を司るボランティア。現在の測定センターの基礎を作り上げた偉大なるスポーティー測定員。
Sさん:新人ボランティア
|
測定センター主役交代劇!
この測定センター物語も転換期を迎えようとしているのか?
さぼり気味?の血迷い若者ボランティアは、勢力が衰え気味。
話のネタを今日も提供してくれなかった。振りかぶったきり、何もしない奴ら?
そんな奴らにはもう見切りをつけよう。
そう、いまの見どころは血迷う若者ボランティアを見守ってくれている
地元のおじちゃん、おねえさん?ボランティアです。
BOSSのトークは今日も絶好調。測定依頼した方は、測定結果が分かる!というメリットだけでなく、受付から報告書の説明までのBOSSとのやり取りの中で、放射能についての疑問や悩みを解決してくれたり、いろいろな勉強ができるというメリットがあります。放射能測定センターの指令塔と言われている。
測定センター・南相馬の測定結果を武者のごとくデータ化し、市民への情報の出し方を提案する放射能測定センターの頭脳と言われるHさん。
東北各地にネットワークを持つSさんは、今日も岩手、秋田、山形の土壌を入手し、土壌の放射能レヴェルを明らかにしてくれました(今日の主な測定結果の土壌をご覧ください)。勉強熱心なSさんは放射能測定センターの鏡と言われている。
そんな測定センターには、評判がいいのか?今日も測定依頼がたくさん、たくさん。
リピーターが増えているのか?、BOSSのファンが増えているのか?
測定ラッシュは新聞チラシも入れなくてもいまだに続いているのに、これからの秋の収穫時期。機械2台で乗り切れるのかBOSSをはじめ少し心配していますが、それはうれしい悲鳴。
測定検体依頼の行列は今日も続くので、
当然、測定結果報告の行列も続く
(BOSSの出番を待つ報告書たち)
「測定センターで市民のみなさんの測定をしていて、何か市民に知らせると有効な情報はありますか?お聞きしたいのですが…。そういう情報は整理されているのでしょうか?」
「ぶどう測ってもらえるの? どんなもんかと…。試しにね。」と庭になっているぶどうを持ってくられた方。
「この影響はいつまで続くんですか?」
「農業機械の測定もしてもらえるんですか?」
今日、測定依頼に来られた方の言葉です。人生に血迷い中の“若者”ボランティア3人は、ボランティアを通じて6月から日々こういう言葉に接しています。
県外から来た彼は何を・どう感じているのだろうか?
彼らの作戦会議は今日も続く。永遠に続いてもらっては困る作戦会議。何を話しているのやら。
自分自身の人生の作戦会議をしたら?と思うママさんボランティアでした。
(つづく)
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