とどけ鳥日報 2014年 11月 27日 (天気:晴)
食品・水・土壌の測定 | 本日の受託件数 | 本日の測定件数
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24件 | 21件 |
線量計(TERRA-P) | 本日の貸出数 | 本日の返却数 |
0件 | 0件 |
■スタッフより■
本日は事業者からの測定依頼が19件あり、それなりの稼働状況でした。事業者に対しては
残土や残コンなどの廃棄物処理の都度、放射線量の把握が求められています。
基準値以上の廃棄物は受け入れてくれない為、難しい対応が要求され大変と聞いています。
民間の処分場からは厳しい基準が提示され、行く先が無い廃棄物が相当数あるそうです。
【本日の測定結果】
キウイフルーツ 15.02Bq/Kg、アオバタ豆 5.32Bq/Kg、イモガラ 70.90Bq/Kg
ギンナン 8.79Bq/Kg、柚子 28.60Bq/Kg、61.72Bq/Kg
※今年の測定結果について一昨年、昨年より順次、セシウム数値の低下が顕著であると
ご紹介して参りましたが、今日の柚子2検体では国の食品基準値100Bq/Kg以下で
食用可能との結果でしたが、セシウム134と137の数値が半減期を考慮した比率と
ピッタリ符合しており、測定機からの出力表のスペクトル図でもセシウム134と137の
ピークがハッキリと読み取れる状態でした。
福島第一原発の影響を明らかに読み取れる食品に対して、国の基準値以下であるから
単に「安全です」とは言えない悩ましい状況です。極力、放射性物質を体内に取り込まない
為には個々人での判断が必要となると感じます。